サイトアイコン ライムのJGC旅行ブログ

【朗報】キャセイパシフィック航空CXマルコポーロクラブ、クラブポイント改善【だがもう遅い】

おはようございます。本日、キャセイパシフィック航空のマルコポーロクラブからのメーリングリストが飛び込んできました。内容はクラブポイントの改善です。2017年12月8日から変更になります。

Contents

大改悪が2016年4月に

これまでマルコポーロクラブのマイレージは上級会員になりやすいマイレージプランだったこともあり、多くのアジア専門の出張族の人たちに利用されてきました。マルコポーロクラブゴールド会員になれば、格安のエコノミーVクラスを72時間前までなら保証してくれるという太っ腹プランがありました。急な出張にも対応ができたわけです。それもなくなりました。

その際に感じ取られたのは、キャセイパシフィック航空が格安チケットでたくさん乗るエコノミー出張族を切り捨て、多く金額を払ってくれる顧客を優遇しようとするのだということです。ティアポイント制に変わり、例えばマルコポーロシルバーになるにはエコノミークラスで東京ー香港8往復だったのが15往復になったと思いきや、ビジネスクラス利用客では回数が減りました。

そして、これまでCXユーザーだった方々が、ワンワールドならJALやBA、アライアンスを変え他場合はANAに散っていきました。JALの場合はキャセイのVクラスだとマイル加算が0パーセントなので、キャセイで飛んでいる方は移籍先に悩んだ方も多いと思います。

私の場合はJGC取得後、出張で安いいCXをアメリカまで2往復使ったという逆の流れだったので、CX便分はアジアマイルに登録、そしてマルコポーロクラブしステータスマッチとしていき、昨年はマルコポーロシルバーをいただきました。(恩恵はJGCなので特になく、プレエコへのプチボラもJGC時代マイル登録をアジアマイルにしているときでした)。今はグリーンへ落ちました。溜まった36000アジアマイルは、香港-東京の片道ビジネスクラスとしてアジアマイルで特典航空券として発券しました。

改善その1:グリーン会員継続が簡単に

マルコポーロ会員維持するためにグリーン会員になる必要があります。これまでは100ティアポイント年間で獲得する必要がありました。100ポイント以下の場合は米100ドル払うか、退会です。

現在は100ティアポイント必要だったため、東京ー香港間がエコノミーVクラス往復で20ティアポイントで、計5往復する必要がありました。それでたったのグリーンしかもらえません。ラウンジにも入れないんですw

それが大改善して、20クラブポイントでグリーン会員を維持することができました。エコノミークラスVクラスはもちろんS,N,Qでも東京ー香港1往復で維持可能です。誕生日フライトのためにグリーン維持してビジネスにアップグレードしてもらうなら維持する価値ありです。

改善その2:ティアポイント増額だがエコノミー利用でマルコポーロシルバーの維持は厳しい

大改悪ティアポイントがひどすぎて、上級会員が激減したのだと思われます。今回の改善では超短距離、短距離の全クラス、長距離線のプレミアムエコノミー、エコノミークラスの改善が見られました。エコノミーユーザーの視点から見てみると東京ー香港往復10往復でシルバーの300ポイント貯められるようになりました。

2015年までのティアマイル時代:8往復

現在:15往復

2017年12月8日以降:10往復

ちょっとよくなりましたが、2015年の頃までは戻してないですね。

エコノミークラスの利用でマルコポーロクラブを維持するのは非常に困難です。東南アジアにビジネスクラスで行く場合は、3往復で達成します。

 

勝算はあるのか?

今回の改善はティアマイル時代と現在の真ん中ぐらいの位置まで戻してきたのかという感じです。大改悪からちょうど1年半、マルコポーロクラブの更新は12ヶ月ぴったりごとなので、飛行機ヘビーユーザーはすでに他の会社に寝返っていると思います。マルコポーロシルバーでキャセイラウンジは使えるようになりますが、そもそもマルコポーロゴールドまで行かなければワンワールドではサファイアにならないので、キャセイ縛りから抜け出すには600ティアポイントを12ヶ月毎に獲得する必要があります!厳しいですよキャセイさん。こちらも一度振られたら、より戻すのって大変なんですよ。

移行先としては、日経のJALやANA、他にはイギリスのBAなどのようです。

今後のキャセイ発券はこうします。

私は次の更新までに有償で香港、台湾に行けばグリーンを維持しますが、そうでなければマルコポーロクラブは退会して、マイルが溜まっているアジアマイルのみ維持します。今月の香港は行きは香港エクスプレス、帰りはアジアマイル特典でキャセイのビジネスクラスで発券しました。

そもそも、マルコポーログリーンだと非常口席の座席指定ができないので、キャセイ便で発券するときは、予約時はJALのJGC会員の会員番号を使ってワンワールドサファイアとしてエコノミークラスVクラスを予約します。そうすると座席指定画面で非常口席が指定できます。そして当日チェックイン時にマルコポーロクラブの会員証を出して、こちらの方にマイル登録だけお願いしますと伝えます。そうすると飛行機のチケットにはJLの番号が、マイル加算だけがアジアマイルとマルコポーロクラブにいきます。もちろんラウンジも使えます。

なんだかんだ言って、キャセイのことが好きです!

キャセイパシフィック航空のプログラムのマルコポーロクラブは非常に維持が難しいです。やはり、人気のあるエアラインだからということと、本当のお得意様にしっかり還元したいということもあるのだと思います。

サービスは非常に丁寧でありながらフレンドリーで、肩肘張らずににサービスを受けることができます。エコノミークラスでも誠実に対応していただけます。ビジネスクラスは座席も良いし、食事もワゴンサービスがあったりとても良い経験をしました。キャセイさま、どうかワンワールドにそのままいてください!

キャセイの近距離ビジネスクラスの座席。座席は長距離プレエコのような感じです。長距離型のヘリンボーン型にいつかは乗りたいものです

キャセイの名物・ワゴンサービス。夜中でも提供されます。

 

 

>香港のおすすめホテルはこちら

 

2018年、キャセイがまた改悪しました

マルコポーロクラブを改善したと思いきや、今度は座席の改悪です。ボーイング777-300ERのエコノミーの座席をこれまでの横9席だったものを、横10席(10アブレスト)に変更してきています。完全に奴隷船仕様に変更してきております。まだ新しい機材には乗っていませんが、どれだけ狭いのかは見ものです。そのお陰なのかわかりませんが、最近キャセイのエコノミーの値段が安い気がします。

モバイルバージョンを終了