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スカイスイート3は改悪なのか?JALビジネスクラス 搭乗記ジャカルタ-成田JL726

行きの便はスカイスイート1でしたが、帰りの便はスペースを最大限に利用した最新の機材であるスカイスイートⅢだったので、快適さはどうだったのかレポートします。

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スカイスイート3は詰め込み型仕様

JALのビジネスクラスのフルフラット機材は現在3種類あります。はじめにできたフルフラットのスカイスイートは、JALが破綻したときに、社運をかけたスカイスイート777、この時他社が300席ぐらいあるところ、272席から232席までさらに減らすという、社運をかけたシートでした。広さは世界最大で世界最高峰を目指したシートでした。それに変わって作られた新シートスカイスイート3は44席から52席と、大幅に定員を増加させました。中央席はフルフラットにした際に左右の足場がクロスするように設計され、スペースを最大限有効活用されています。

スカイスイート3の座席

 

搭乗口はエコノミーとビジネスで分かれる

搭乗具体では待合室が左右でビジネスとエコノミーで分かれるようになっています。ビジネスが右、エコノミーが左といった感じです。搭乗はスムーズに行われます。

ビジネス客多いです

圧迫感を感じる座席

スカイスイートの時と異なり、搭乗してみると相当狭く感じました。斜め配置のヘリンボーン型になったことで、壁の量が増えたように感じます。

しかし、座ってみると、そこまで狭さは感じません。スカイスイート1に比べたらやはり狭いですが、165cmと大きくないため、問題全くありません。

座った時の視界はこんな感じです
中央席は足が上下に重なります。右側が上、左側が下です

 

プライバシー性はない

 スカイスイートの場合は壁に隔たれていたため、状態確認のため、CAさんが覗き込んでくるようなほどプライバシーが確保されていました。スカイスイート3の場合は歩いてくる度に顔が合います。プライバシー性は皆無となりましたが、サービス性は向上したと考えるのがいいでしょうか。お互いに声をかけやすい状態です。

 

おやすみ前の夜食

 フライト時間が長いため、就寝前に軽食が出ます。茶碗蒸し、唐揚げ、スモークサーモンでした。少し少ない感じですので、何か食べてから搭乗すると良いと思います。

 

朝食は和洋折衷

 朝食は、和食を頼んでいたのですが、和食の量が足りなかったらしく、途中で中高の後輩(たまたま!JALで働いていることも知らなかった)のCAさんに前菜だけ洋食でもいいですかと尋ねられたので、快諾しました。結果オーライで美味しくいただきました。

 

 牛肉の煮込みは少し油っぽかった気がします。もう少しあっさりでもよかったです。炊きたてのお米が機内で食べれるのは至福です。

 

まとめ:小柄であればスカイスイート3でも快適に休める

 スカイスイート3はJALのビジネスクラスの改悪モデルとして誕生しましたが、スペースは狭くなったがそれほど悪い印象は受けませんでした。むしろ、CAさんとの距離感が近くなったことによって、手厚いサービスを受けられるようになった気がします。JALならではのねっとりサービスにはスカイスイート3の方が向いているように感じました。どちらか選べるならもちろん旧型のスカイスイート1ですが、スカイスイート3だからと言って不満が出ることもないでしょう。

おまけ、朝焼け

 

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