2023年のアラスカ航空特典航空の改悪はつらい

コロナが明けて特典航空券事情が変わった 

コロナが明ける頃、全世界でインフレが起こりはじめその影響が物価、燃油、必要マイル数がじわじわと増額してきました。コロナ期間中はさすがに海外には行くことができなかったので、とにかく外に飛び出したく暇さえあればアラスカ航空で空席検索をしている日々でした。 

おじさんの似顔絵が特徴的なアラスカ航空の航空機

2022年末にアナウンス 

アラスカ航空は公式に必要マイル数増額についてのアナウンスを開始しました。直後に減額されたわけではないですが早めに効果した方が良いというサインとして受け取ってました。 これまではバグ運賃として成田-ジャカルタ-成田-バンコク-関空のビジネスクラス4レグが25000マイルで取得できました。

2023にjal が増額 

アナウンス時点でアジア行きのエコノミーが12500マイル、ビジネスが25000マイルで、アメリカ行きのエコノミーが35000マイル、ビジネスが60000マイルでした。さらにアラスカ航空は特典航空券でサーチャージが不要なためコロナ中からの燃油サーチャージが高額だった時に非常に有力な発券方法でした。
 ところが突然アジア行きは倍のエコノミー25000マイル、ビジネス50000マイル、アメリカ行きはエコノミー45000マイル、ビジネス70000マイルと増額されてしまいました。アラスカ航空セール時でのバイマイルでは60%増量、私は40%増量でしたが、40%増量時の単価としては1マイル2.111セントなので、1ドル139円換算だと1マイル2.92円で片道アジア行きエコノミー 36500円 →  73000円アジア行きビジネス 73000円 → 146000円アメリカ行きエコノミー 102200円 → 131400円アメリカ行きビジネス 175200円 → 204400円となりました。 割高になりましたがサーチャージが高い2023年5月時点ではまだお得感はあります。 発券当時のJAL便の値段は羽田ニューヨークエコノミー往復が311450円、片道で155725円、サンフランシスコ成田のビジネス片道が265000円プラス諸税でした。ゾーンLの時なのでサーチャージがドルなので発券当時の130円で計算すると64610円、運賃と合わせると329610円です。 ニューヨーク行きエコノミーは35000マイルで取ったので4.45円/マイル、サンフランシスコ発は5.49円/マイルでした。

実際の発券は別切りで 

オーランドは乗り継ぎ便込みで予約したかったのですが、行きはどうしても出てこなかったため、ニューヨークオーランド間はアメリカン航空発券、ジェットブルーの航空券を別途購入しました。1人14590円かかりました。 帰りはオーランド、サンフランシスコ、成田まで60000マンションマイルで発券できたためとてもお得でした。 アラスカ航空の検索はコロコロ変わるので頻繁に確認するのをおすすめします。

2023年5月時点ではフィンエアー、キャセイが割安 現在残存しているスイートスポットはフィンエアーを利用したヨーロッパ行きとなっていました。 しかし、現在フィンエアールートも閉ざされてしまいました。改悪の波が来る前に逃げ切るのはとても大変です。

マイル移行は2日かかる


 マリオットボンヴォイからアラスカ航空にマイルを移行すると約2日かかります。そのタイムラグによって航空券が売り切れる可能性は十分にあるので注意が必要です。 アラスカ航空でバイマイルした場合も2日かかると表記されています。ボーナスマイルのキャンペーンもよく開催されていますが購入まで完了できるまで安心はできません。
 2023年1月にアメリカ便、4月にイギリス便予約まとめ マイルは早めに使う マイルやポイントは使える時に使うというのがとても大切です。改善はおそらくないでしょうし、改悪されるものだと思うので、航空券やホテルなどは常に現金払いかポイント、マイル払いを選択肢に入れることをおすすめします。